MacとiPhone、持ってるけど「なんか連携できるらしい」くらいで止まっていませんか?
「AirDropってたまに使うけど、それ以外ってなにができるの?」
「設定も難しそうだし、結局別々で使ってる…」
そう思ってる人、実は多いんです。
でも、それって本当にもったいない。
Appleの連携機能は、うまく使えば作業効率が爆上がりする裏技の宝庫。
今回は、見落としがちな“便利なのに使われていない”機能を中心に、
初心者でもすぐ使える連携ワザを10個ご紹介します。
意外と簡単に設定できて、プライベートでも仕事でも役立つ機能ばかり。
よりみち
📚 目次
- ① Handoffで作業を引き継ぐ
- ② ユニバーサルクリップボード
- ③ AirDropで写真やファイルを高速共有
- ④ インスタントホットスポット
- ⑤ MacでiPhoneの電話を受ける
- ⑥ SMSの送受信をMacで
- ⑦ 写真アプリの自動同期
- ⑧ メモの同期でアイデアを逃さない
- ⑨ MacにiPhone画面をミラーリング
- ⑩ Apple WatchでMacを自動ロック解除
MacとiPhone連携機能の具体的な操作手順
① Handoffで作業を引き継ぐ
Safariで見ていたページをMacで続きから開く事ができます!
操作手順
iPhone側の設定→「設定」→「一般」→「AirPlayとHandoff」→「Handoff」をオン
Mac側の設定→「システム設定」→「一般」→「AirDropとHandoff」→「Handoffを許可」にチェック
Safariなど対応アプリで作業中→MacのDockやAppスイッチャーにHandoffのアイコンが表示→クリックして引き継ぐ
② ユニバーサルクリップボード
MacでコピーしたテキストをiPhoneでペーストすることが出来ます!
操作手順
両デバイスで→同じApple IDにサインイン&Bluetooth/Wi-Fiをオン
Macで→テキストを「command + C」でコピー
iPhoneで→テキスト入力欄を長押し→「ペースト」でコピー内容が貼り付く
③ AirDropで写真やファイルを高速共有
iPhoneからMacに写真を送ることが出来ます
操作手順
両デバイスで→Wi-FiとBluetoothをオン
iPhoneで→写真アプリ→送りたい写真を選択→共有ボタン→「AirDrop」→Macを選ぶ
Macで→AirDrop受信を許可しておく(「Finder」→「AirDrop」→「すべての人」または「連絡先のみ」)→受信後「ダウンロード」フォルダに保存を開いて受信許可を「連絡先のみ」または「すべての人」に設定 → ファイルを受け取る
④ インスタントホットスポット
Wi-Fiがない場所でMacをiPhone経由でネット接続することができます!
操作手順
iPhoneで→「設定」→「インターネット共有」をオン
Macで→Wi-Fiアイコンをクリック→ネットワーク一覧に表示された自分のiPhoneを選択→即接続完了(同じAppleIDならパスワード不要です)
⑤ MacでiPhoneの電話を受けるWi-Fiがない場所でMacをiPhone経由でネット接続する場合:
MacでiPhone宛の通話に出ることができます!
操作手順
iPhoneで→「設定」→「電話」→「ほかのデバイスでの通話」→Macをオン
Macで→「FaceTime」アプリを開く→「設定」→「iPhoneから通話を受信」をオン
Macに着信通知が表示→「応答」ボタンで通話開始
⑥ SMSの送受信をMacで
iPhoneのSMSをMacで確認・返信することが出来ます
操作手順
iPhoneで→「設定」→「メッセージ」→「テキストメッセージ転送」→Macをオンにする
Macで→「メッセージ」アプリを起動→同じApple IDでサインイン
SMSもMacで送受信できるようになる
⑦ 写真アプリの自動同期
iPhoneで撮った写真を自動的にMacに反映させることができます!
操作手順
iPhoneで→「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「写真」→「iCloud写真」をオン
Macで→「写真」アプリ→「設定」→「iCloud」→「iCloud写真」をオン
一度設定すれば、撮影した写真が自動で同期されて表示されるようになります。
⑧ メモの同期でアイデアを逃さない
iPhoneで書いたメモをMacで編集することができます!
操作手順
iPhoneで→「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「メモ」をオン
Macで→「システム設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「メモ」をオン
両方で→「メモ」アプリを使用→すぐに内容が共有・反映されるようになります
⑨ MacにiPhone画面をミラーリング
iPhoneの画面をMacに表示することが出来ます!
操作手順(macOS Monterey以降)
iPhoneで→画面右上から下にスワイプ→「画面ミラーリング」→AirPlay対象としてMacを選択
Macで→AirPlay受信をオンにしておく(「システム設定」→「共有」→「AirPlay受信」)
一度設定すると、iPhoneの画面がMacに表示される用になります
⑩ Apple WatchでMacを自動ロック解除
Apple Watchを使ってMacのロックを解除することが出来ます!
操作手順
Apple Watchで→パスコードを設定&装着している状態
Macで→「システム設定」→「Touch IDとパスワード」(または「セキュリティとプライバシー」)→「Apple WatchでこのMacのロックを解除」をオン
Macの前に立つだけで自動解除できるようになります!
🔍 まとめ
今回紹介した機能はビジネスにプライベートに色々使えます。
具体的には・・・
- ビジネス:外出先でiPhoneのメモに取ったアイデアを、帰社後すぐMacで資料化してそのままプレゼン。
- プライベート:旅行中に撮った写真をAirDropでMacに転送→即アルバム編集&SNS投稿。
- リモートワーク:MacがWi-Fi切れたけど、インスタントホットスポットですぐにiPhone経由でオンライン復帰。
といった使い方ができます!
そんな印象を持っていたAppleの連携機能。
一度使えば「なんでもっと早く使わなかったんだろう」と思うはずです。
よりみち
まずはひとつ、試してみませんか?
あなたが一番気になる機能はどれですか?