Google日本語入力を導入したのはいいんだけど、Macのユーザー辞書に登録した単語はそのままじゃGoogle日本語入力では使えなじゃないか!と嘆いている人はいらいっしゃいませんか?
かつてのワタクシもMacユーザー辞書に登録してきた単語を逐一Google日本語入力にコピペしていました。
しかし逐一コピーしなくてもまとめてデータを移行する方法があるんです!
この記事を読むことで、Macユーザー辞書からGoogle日本語入力へまとめて登録単語を移行するやり方がわかります!
- Macのユーザー辞書の登録単語をGoogle日本語に移したい人
- Google日本語入力を導入したばかりの人
Google日本語入力の導入についてはこちらの記事を参考にしてください。
ユーザー辞書からGoogle日本語入力へ登録単語を移行する方法
登録単語のデータを移行する方法は
1,ユーザー辞書のデータを書き出す
2,書き出したデータの拡張子を変更する
3,Google日本語入力でデータを取り込む
といった手順を踏みます。
Macのユーザー辞書のデータを書き出す
まずはMacのユーザー辞書のデータを書き出します。
「システム環境設定」→「キーボード」→「ユーザー辞書」から登録単語一覧を開きます。

単語の一覧で「Command」+「A」で全選択し、右クリックで「書き出す」を選択します。

「書き出し名」はユーザー辞書などにしておきなんのファイル化わかるようにします。
「保存場所」はどこでも大丈夫です、わかりやすいようにデスクトップに保存するのがいいと思います。

「書き出す」をクリックすることでデータの書き出しは完了です。
アプリU-Dictをダウンロードする
続いて書き出した辞書データーの拡張子を変更するためにアプリをダウンロードします。
拡張子とは、データの言語みたいなものでユーザー辞書とGoogle日本語入力では対応言語が異なるので翻訳するためと思ってください!
こちらのサイトからU-Dictというアプリをダウンロードして下さい。
「ダウンロード」のボタンを押して下さい。

ダウンロードが完了したら、アプリ一覧から「右クリック」→「開く」の手順でアプリを開いてください。

U-Dictでデータを変換する
デスクトップに保存したユーザー辞書のデータのフォルダをダブルクリックすると、U-Dictに辞書の登録していた単語が一覧で並びます。

デスクトップ画面の左上にて「ファイル」→「保存」をクリックします。

「名前」はわかりやすいように「ユーザー辞書」という名前にします。
「場所」はどこもOKIです。

形式→標準テキスト
区切り文字→カンマ(macOS)
エンコーディング→Unicode(UFTー8)
となっていることを確認して保存を押します。
これでユーザー辞書のデータをGoogle日本語入力で取り込めるように拡張子を変換できました!
Google日本語入力の辞書にデータを取り込む
デスクトップ右上のメニューバーからGoogle日本語入力の入力モードにして「辞書ツール」という項目を選択します。

「辞書ツール」が開いたら、ウインドウ左上の「管理」→「新規辞書にインポート」を選択します。

「ファイル選択」からデスクトップに保存したU-Dictで作成したデータを取り込みます。
「辞書名」→自由につけてください(ユーザー辞書でかまいません)
「フォーマット」→自動判定
「エンコード」→自動判定
として「インポート」をクリックしてください。

「インポート」をクリックするとGoogle日本語入力に辞書データが反映されます!
まとめ
手順がちょっとややこしいですよね?
でもGoogle日本語入力を導入してユーザー辞書の登録単語を移行する作業は一回きりですので、この記事を参考にしてトライしてみてください!
よりみち
この記事読んでメンドウそうだなと思った方は、力技で一個ずつコピペするほうが簡単かもしれません。
コピペをするときにはこちらの記事を参考にすると作業が捗ります!
